北川フラムが総合ディレクターを務める5つの芸術祭に国内外から参加するアーティストの現在進行形の息吹を紹介するインスタグラムプロジェクト“Artists’ Breath”がスタートします。
Artist’s Breath ディレクター
北川フラムメッセージ
今年、新型ウイルスの蔓延によって、多くの展覧会、イベントが延期または中止となりました。私がディレクターを務める、今年開催予定だった国内の芸術祭3つ(*1)も延期されました。アーチストがこの期間にどう生活し、何を考えているのかしりたくなりました。
アーチストは皆さんそれぞれ違います。それは地球上の77億人、それぞれの発語・生理です。77億人の人々は今、同時に生き、共通の体験をしている。そして異なった考えをもって生きています。その凄さに感動し、厳粛にならざるを得ません。Artists’ Breathでは、その多様さをお届けしていきたいと思っています。いわば空白にみえる日常の中で、生命の海でつながった世界のアーチストによる豊かなプラットフォームがつくれたら素晴らしいと思います。
2020年6月15日
この「Artists’Breath(アーティスツ・ブレス)」では、延期になった3つの芸術祭(*1)と、大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭の参加アーティストたちの多様な「いま」の声を世界各国からお届けします。 初日となる6月15日には大地の芸術祭に参加し、その顔ともいうべき作品「棚田」の作者イリヤ&エミリア・カバコフをはじめ7組のアーティストが登場。以降、1日1つずつアップし、2021年の春まで続く予定です。
ぜひインスタグラムでフォローをお願いします。
Artsits’ Breath@artistsbreathpress
ディレクター:北川フラム
事務局:アートフロントギャラリー
共催:各芸術祭実行委員会事務局(房総里山芸術祭いちはらアートxミックス、北アルプス国際芸術祭、奥能登国際芸術祭、大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭)
このプロジェクトは文化庁委託事業として行われます。
(*1)2020年の開催を延期した3つの芸術祭
房総里山芸術祭いちはらアートxミックス2020(2021年3月20日~5月16日)
北アルプス国際芸術祭2020 (会期未定)
奥能登国際芸術祭2020(2021年9月4日~10月24日)
TOPIC
7/30(水)開催 北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ 第45回 瀬戸内国際芸術祭 夏会期(ゲスト:ニキータ・カダン)芸術祭
瀬戸内国際芸術祭2025 特別イベント、東京・丸ビルで3日間開催![7/19,20,21]芸術祭
「越後妻有 2025 夏秋」開催 [7/19-11/9]展覧会
市原湖畔美術館 小湊鉄道開業100周年記念展「古往今来・発車オーライ!」 会期:4月26日(土)ー9月15日(月・祝)TOPIC
7/27(日)開催 東大病院ホスピタルアート導入プロジェクト 報告会と見学会アートコーディネート
ヒルトン京都やTIADなど 最近のアートコーディネートをご紹介します芸術祭
世界銀行が「大地の芸術祭」をモデルにした地域型芸術祭の英文レポートを発行しましたTOPIC
奥能登珠洲ヤッサープロジェクト