北川フラム塾は、地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。
第18回目となる今回は椹木野衣さんをゲストに美術の現在についてお話しいただきます。
椹木さんは1991年に最初の評論集『シミュレーショニズム』を皮切りに、『日本・現代・美術』や『震美術論』など数多くの著書を出されています。また、「日本ゼロ年」展(水戸芸術館、1999)や「平成美術:うたかたと瓦礫 1989-2019」展(京都市京セラ美術館、2021)など、展覧会のキュレーションや企画・監修も多く手掛けています。
日時:2023年4月28日(金)19:15~21:15(19:00開場)
参加費:会場参加/2,500円、Zoom参加/2,000円
・会場参加:アートフロントギャラリー 地図はこちら>>
・Zoom参加:お申し込み後リンクを送付致します。
椹木野衣 Noi Sawaragi
1962年、埼玉県秩父市生まれ。京都の同志社大学で哲学を学び、軽音楽部に所属。一時はミュージシャンを目指すも、気がつけば美術批評家に。
主な著書に『増補シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『「爆心地」の芸術』(晶文社)、『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎新書)、『戦争と万博』、『後美術論』(第25回吉田秀和賞)、『震美術論』(平成29年度芸術選奨文部科学大臣賞、以上=美術出版社)ほか。共編著に『戦争と美術 1937-1945』(国書刊行会)、責任編集に『日本美術全集 第19巻 拡大する戦後美術』(小学館)など。手掛けた展覧会に「アノーマリー」展(レントゲン藝術研究所)」、「日本ゼロ年」展(水戸芸術館)、「平成美術 うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」展(京都市美術館)、「楳図かずお大美術展」(監修、森アーツセンターギャラリーほか)などがある。
現在、多摩美術大学美術学部および芸術人類学研究所教授。