北川フラム2023.05.02
北川フラム塾は、地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。
第19回目となる今回は木畑洋一さんをゲストに「歴史のなかの現代世界」をテーマにお話しいただきます。
木畑さんは、国際関係史、イギリス帝国史を専門とし、第二次世界大戦後の脱植民地化による世界の構造の変化に重点を置いて研究されています。また近年では、『岩波講座 世界歴史』第3期の編集委員や、2022年から高等学校の必修科目となった「歴史総合」の教科書執筆にも携わっています。現在は東京大学・成城大学名誉教授でもあります。
(参考図書)
・木畑洋一『20世紀の歴史』岩波新書、2014年
・峯陽一『2100年の世界地図 アフラシアの時代』岩波新書、2019年
・アミタフ・アチャリア(芦澤久仁子訳)『アメリカ世界秩序の終焉 マルチプレックス時代のはじまり』ミネルヴァ書房、2022年
日時:2023年5月25日(木)19:00~21:00(18:45開場)
参加費:会場参加/2,500円、Zoom参加/2,000円
・会場参加:アートフロントギャラリー 地図はこちら>>
・Zoom参加:お申し込み後リンクを送付致します。
木畑洋一 Yoichi Kibata
第二次世界大戦後の脱植民地化によって世界の構造がどのように変わってきたかということに重点を置きながら、イギリス帝国史、国際関係史を研究してきている。著書として、『帝国のたそがれ 冷戦下のイギリスとアジア』、『20世紀の歴史』、『帝国航路を往く イギリス植民地と近代日本』などがある。