ロシア出身で、反戦のメッセージを発表し続けるエカテリーナ・ムロムツェワ。大地の芸術祭への参加が急遽決定し、7月21日より越後妻有里山現代美術館MonETで個展「Women in black/戦争に反対して黒衣を着る女性たち」がスタートしました(8月22日まで)。
代官山のアートフロントギャラリーでも、個展「Breaking History」を開催。 [8月5日(金) – 8月28日(日)]。
ロシアのさまざまな都市で行われた、女性たちによるウクライナ侵攻に反対する抗議活動の波に捧げられた「Women in Black」シリーズ及び、米国にある南軍司令官ロバート・E・リー将軍の騎馬像を撤去する過程を描いた「Take Lee Down」シリーズを発表します。また本展の作品販売による収益は作家の意向によりウクライナ避難民支援のために寄付される予定です。
瀬戸内国際芸術祭2022では、男木島で作品「学校の先生」が展示されます。
こちらは私たちの潜在意識に刷り込まれている「学校の先生」のイメージを様々な人から聞き取った「学校の先生」のエピソードに基づいたドローイングで構成されるもの。
来日は叶いませんでしたが、男木島の住民とオンラインでつなぎワークショップを行うなど、新しい形でのコミュニケーションも丁寧に行っています。
以上3か所での展示にぜひご注目ください。