北川フラム塾は、地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。
第8回目の北川フラム塾はゲストに建築家の坂茂さんをお招きします。
坂さんは、《ポンピドゥ・センター・メス》(2010, フランス)や《大分県立美術館 OPAM》(2014, 日本)など世界中で大規模な建築を設計する一方で、災害やパンデミックに対する支援として紙管を構造体に使った仮設住居などを各地で提案してきました。2014年には、その多方面にわたる建築活動が高く評価され、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞しました。
近年では、新型コロナウィルスのワクチン接種会場や、ウクライナ難民の避難所として、紙管を使った間仕切りシステムを提案、実際に各地で運用されています。
今回は、作品づくりと社会貢献という2つの側面からご自身の建築活動をご紹介いただくとともに、「瀬戸内国際芸術祭2022」にて男木島で大岩オスカールさんと計画中のパビリオンについてもお話しいただきます。
日時:2022年5月31日(火)19時~21時(18:45開場)
参加費:会場参加/2,500円、Zoom参加/2,000円
・会場参加:アートフロントギャラリー 地図はこちら>>
・Zoom参加:お申し込み後リンクを送付致します。
※会場参加は定員に達した為、締め切りました。
北川フラム塾 について
北川フラム塾は地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。2020年には「北川フラム塾 地域芸術祭のつくられ方」(2020年8月~2021年8月)と題し、「大地の芸術祭」を軸に、農・食・アート・地域づくりプロジェクトに関する勉強会と、現地での作品制作や田植え等のワークショップを開催いたしました。
2021年からスタートした「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ」では、芸術祭に関する様々な分野の専門家にお話を聞くとともに、「大地の芸術祭」だけでなく他の地域の芸術祭(「瀬戸内国際芸術祭」や「奥能登国際芸術祭」など)に関する取り組みも紹介していきます。
[これまでのゲスト]敬称略
・第1回 南条嘉毅(アーティスト) 、川村清志(国立歴史民俗博物館)(2021年10月11日)
・第2回 平田オリザ(劇作家・演出家)(2021年11月22日)
・第3回 木奥惠三(カメラマン)(2021年12月13日)
・第4回 木内俊克・砂山太一(建築家)(2022年1月12日)
・第5回 田尾陽一(ふくしま再生の会)、矢野淳(MARBLiNG)、佐藤研吾(建築家)(2022年2月14日)
・第6回 吉見俊哉(社会学者)(2022年3月14日)
・第7回 福田敏也(777CreativeStrategies)(2022年4月12日)