第11回目の北川フラム塾は、中原佑介美術批評選集 第十巻『社会のなかの美術 拡張する展示空間』の刊行を記念して、編者である加治屋健司さんと粟田大輔さんをゲストにお迎えします。
両氏は、それぞれ現代美術史と美術批評の領域で活動されており、中原選集のシリーズを通して編集委員を務めてこられました。
今回は、中原選集 第十巻のテーマである「展示空間」や「芸術のコミュニケーション」の問題を切り口に美術評論家・中原佑介の仕事を概観しつつ、晩年の中原が「大地の芸術祭」に見出した可能性について考えていきます。
(事前に中原選集 第十巻を読むと、より深くお楽しみいただけます。)
日時|2022年9月26日(月)19:15~21:15(19:00開場)
参加費:
会場参加/2,500円 会場参加(書籍付き)/5,000円
Zoom参加/2,000円 Zoom参加(書籍付き)/4,500円
・会場参加:アートフロントギャラリー 地図はこちら>>
・Zoom参加:お申し込み後リンクを送付致します。
お申込み・詳しくは>>
北川フラム塾 について
北川フラム塾は地域芸術祭の背景を学んでいくプログラムです。2020年には「北川フラム塾 地域芸術祭のつくられ方」(2020年8月~2021年8月)と題し、「大地の芸術祭」を軸に、農・食・アート・地域づくりプロジェクトに関する勉強会と、現地での作品制作や田植え等のワークショップを開催いたしました。
2021年からスタートした「北川フラム塾 芸術祭を横断的に学ぶ」では、芸術祭に関する様々な分野の専門家にお話を聞くとともに、「大地の芸術祭」だけでなく他の地域の芸術祭(「瀬戸内国際芸術祭」や「奥能登国際芸術祭」など)に関する取り組みも紹介していきます。
[これまでのゲスト]敬称略
・第1回 南条嘉毅(アーティスト) 、川村清志(国立歴史民俗博物館)(2021年10月11日)
・第2回 平田オリザ(劇作家・演出家)(2021年11月22日)
・第3回 木奥惠三(カメラマン)(2021年12月13日)
・第4回 木内俊克・砂山太一(建築家)(2022年1月12日)
・第5回 田尾陽一(ふくしま再生の会)、矢野淳(MARBLiNG)、佐藤研吾(建築家)(2022年2月14日)
・第6回 吉見俊哉(社会学者)(2022年3月14日)
・第7回 福田敏也(777CreativeStrategies)(2022年4月12日)
・第8回 坂茂(建築家)(2022年5月31日)
・第9回 川俣正(アーティスト)
・第10回 鴻池朋子(アーティスト)